「美味しい」が健康につながるような生き方を

体によいものは意外とおいしかった!

体の健康を気にしだしてから、いろいろな人に教えてもらいながら健康食品を試しました。中にはなんだかお薬みたいなものもあって、決しておいしいものではありませんでした。たくさんのものを試してみたのですが、おいしくないものを食べていると、肉類やジャンクフードが恋しくなります。たまに挫折をするようにして以前のような食事に戻ってしまうこともあったのです。

ところが、ある方から完全に無農薬で地元の人の間でしか出回らない、本当の意味で地産地消の野菜をいただき驚きました。その野菜を作っている人は自分が食べる分と家族の分、それに知り合いに分けてあげる分だけを作っているそうで、どれもみんな完全に自然食品といえるものでした。

そしてそれらの美味しいことといったらありません。野菜特有の青臭さや苦味、ちょっと口に残るような雑味がまったくありません。多少は苦味のある野菜であっても、なんというかあまり嫌な感じがしないのです。そして、農薬も使っていませんから体にもよくて安心して食べられると作っている人が自慢しているとも聞きました。良薬口に苦しとはいいますが、それは薬だけの話なのか、実は体にいい健康な自然食品はとても美味しいものでもあったのです。

自然の味が感じられる食材のありがたさ

とはいえ、自然の味が感じられる食材を得るにはなかなか難しい面もあります。いつも食べ物を買い出しするスーパーにも自然食品はありますが、どうしても内容が偏ってしまい、食卓に変化がなくなるのです。ネット通販も利用して無農薬野菜を買ったりもしていますが、いつもいつもとなるとその手間がおっくうにも感じます。

お肉は最近ではほとんど食べません。タンパク質は魚介類からいただくようにしています。たまに食べるときは、特定のネットショップから鶏肉を買うようにしています。このお店の鶏肉は健康的に育てられたニワトリだけを使っていてとても美味しくて健康にも良いということでした。

いろいろと工夫をしながら体によいものだけを選んで食べるようになりましたが、自然の味が感じられる食材はそれほど大きい割合では出回っていません。自分の体のことを考えて、家族のことも考えて、良い食材を求めることは意外と難しいことだと知りました。そして、たまたまのご縁で自然食品や有機野菜などをいただくことも多くなりましたが、そういう縁があるということはなんとありがたいことだと本当に実感しています。

「美味しい」と健康を両立して生活していこう

このホームページを読んでくださっている人は、私と同じように健康に興味があるはずです。そして、これも私と同じように、健康的な食べ物を得ることがけっこう難しいということもご存知なのかもしれません。

それでも、誰かに言われたのですが、高い自然食品を食べていたほうが、病気にならないから医療費もかからず、結局は経済的にも得になるそうです。最終的にお金の面でどちらが得かを計算するのは難しいでしょうが、たしかに健康でいれば医者にかかるお金は要らなくなりますよね。家族が入院したときのことを思い出すと、本当に医療費がバカになりません。保険やいろいろな公的制度を活用しましたが、それでもはじめから医者にかからないほうが得です。それに、病気にかかっていると働けなくなるので、あったはずの収入とのプラスマイナスを合計するとかなりの金額になりそうです。

良いご縁をいただいたおかげで美味しい食べ物を食べていくことと健康は両立できると知りました。本当に安全で体に良くて、自然に作られた食べ物は美味しさも合わせて持っているのです。健康な体を維持することは、なにも食に対する趣味を我慢することではありません。みなさんも、どうか「美味しい」ということと健康であることを両立した生活を目指してください。