大人になってからでは遅い?子供にこそ健康を考える

病気になってからでは遅い?

多くの人は病気になると病院に行ったり薬を飲んだりして治療しようと考えます。それ自体はもちろん正しいのですが、できればお医者さんにはかかりたくないですよね。病気になってしまうと当たり前ですが医療費がかかります。また、お薬代だってバカにはならないことだってあります。特に生活習慣病と呼ばれるようなものであれば、治療することが難しかったり、治るとしても時間もお金もたくさん必要だったりします。

治すのが困難な病気になってしまうと、あわてて医者に通ってももう遅いですよね。だからできれば病気そのものにかからないようにするのが理想です。日頃から健康には気を遣って、食事や運動で病気を予防しておきたいものです。それはいつ始めるのがよいかといえば、少しでも早いほうがよくて、もちろん、子供のころからバッチリと気をつけた食事と運動を続けるのがよいようです。

子供の好みと健康との関係

とはいえ、必ずしも子供が健康的な食事を好むというわけでもなく、むしろ不健康なジャンクフードを選んで食べたりもして、なかなか大変なのも事実です。運動は場所さえあれば勝手にしてくれる子もいるでしょうが、食事については親が気をつけないといけませんね。現代ではいたるところでジャンクな食事があふれていて、家庭での食事でさえあまり好ましくない食材が使われています。スーパーやコンビニで買えるお菓子類はもちろん、外食することで不健康な食習慣が身につくことだってあります。

子供はどちらかといえば刺激が強めの食べ物を好むこともあり、言い方は悪いですが「チープな」ジャンクフードが美味しく感じられたりもします。ただ単純に健康に良い食べ物を提供しようとすると、薄味になったり刺激が少なかったりしてあまり食べてくれないかもしれません。しかし、例えばいつの時代でも子供の好きな食べ物にランクインするハンバーグなどは、お母さんが自然食材だけを使って適切につくろうと思えば可能です。カレーライスだってオムライスだって、安心安全のものとしてつくるのは家庭でもできないことではありません。野菜が嫌いな子供に無農薬で自然栽培の野菜を食べさせてみると、意外と美味しいといって食べてくれることもあるそうです。大量生産のためにいろいろと工夫されいてる野菜は、本来の美味しさが損なわれているということでしょうね。

このように、子供の味の好みに合わせるのは難しいけれども出来ないことではありません。いまではインターネットでいろいろなレシピの情報が得られますから、それを見ながら工夫するといいのではないでしょうか。嫌いなものを健康のためだといって無理矢理に食べさせるのは無理があります。しかし、本当に安全で美味しいものを食べさせるのは不可能ではないと考えておきましょうね。

子供が喜ぶ、健康によい食材いろいろ

例えば子供が喜ぶ食べ物といえばお菓子類が挙げられます。こう言ってはなんですが、大手メーカーの大量生産商品はあまりお奨めできません。うちでは、他のページでも紹介した小松市の大麦で作られたバウムクーヘンをときどきいただきます。同じサイトで販売されているものでは、同じく小松産のトマトを使ったカレーなんかも子供に好まれそうな食べ物ですね。

他にも、安全な鶏肉を提供してくれる「とり農園」という通販サイトもあり、こちらもときどき利用します。そもそも鶏肉自体がヘルシーだと言われていますから、こういったネットショップは本当にありがたいです。もも肉なんかをこんがり焼いたりしたものは、子供も喜んで食べそうなものですからぜひ利用してみてほしいです。

クックパッドには子供が喜ぶ野菜料理もたくさん紹介されています。もちろんこういった料理をつくるときの調味料などにも気を使わないといけませんが、「おいしい、おいしい」と言って安全な食べ物をたくさん食べてくれるといいですよね。

健康に気を遣った食事を子供のうちからするようにするのはとても良いことです。若いうちは病気の心配もせずに好きなものばかりを食べるかもしれませんが、後から病気になってしまうと取り返しがつきません。安心で安全な食事を小さい頃から徹底していれば、味の好みも健全な方向に向かうのではないかとも思います。ちょっとした工夫で実現できるものも多いですから、ぜひ、小さなお子さんのいるご家庭では考えてみてください。